今度の参議院選挙では、
憲法改正が争点のひとつになるという。
安倍さんと自民党の人々の知性は低く、
国を運営するにすでに値しない。
憲法は時の権力者、首相や内閣、政治家を
国民側が縛るものである。
当然、改憲するのは国民側からの要求によって、
はじめて検討されるべきこととなる。
縛られる側が主体的に変えたいということが、
どれほどズレた発言であるかを彼らはわかっていない。
自民党の憲法草案では、9条の平和主義と
立憲主義が根底から覆る。
個人よりも国家を優先するという方向性を持つ。
現代の日本は国民が多額の税金を支払いながら、
どんどん幸福感が失われていくという社会である。
多くの人は、政治家が大したことをしていないことを
本当は知っている。
そもそも国家や政治家という存在が、
国民にとって必要であるのかがわからなくなっている。
選挙の投票率をみれば、一目瞭然だ。
多くの人が政治家などもう何十年も信じていない。
彼らがいないと本当に国家は運営できないのだろうか?
実はそうでもないだろう。
3代、4代続き政治家は、すでに世襲だ。
本当に、われわれの周囲から望まれて国会議員になって
いる人はほぼいない。
地方議員は地元で何代も続く政治家の子ども。
安倍さんは山口県の選出の衆議院議員だ。
彼らは東京生まれ東京育ちだ。
あきらかに歪んでいる。
現在の政治家は自分たちの存在を示すために政治をしている。
暇だから余計なことを始める。
人口減少も、高齢化社会も保育園問題も、すでに何十年も
前からわかっていたことだ。
特定秘密法、武器輸出3原則の改定、安保法制、緊急事態法が
緊急な課題だと国民は感じているだろうか?
要するに彼らは自分達のやりたい事をやっているにすぎない。
憲法改正は現在の国民中心の国家から、
自分たちにもっと権限を委譲し、国家が主権を持ちたい
という意思表明だ。
自分達の存在理由を自分達で守らないとならない状況を
彼らはヒシヒシと感じているのだろう。
そんなことを選挙のテーマにするなどと、
国民を愚弄するのにもほどがある。
余計なこをしない。国民の平和を脅かさない。
自己顕示欲を捨てる。一人でも多くの必要ない国会議員の
数を減らすというようなことに真剣に取り組んでいただきたい。
憲法記念日は現在の憲法に感謝する日なのだ。
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