日本のメディアの傾向
2017年09月27日
十数年前にマーケティングのために、
読売、朝日、産経、毎日、日経新聞を毎日読み続けたことがある。
そして、新聞やチラシを使って実際に読者の反応を探った。
なかなか面白い結果が出た。
発行部数の多い順番に並べれば、読売、朝日、毎日、日経、産経になる。
知識意欲の順番では、毎日、朝日、日経、産経、読売になる。
読みやすさの順番では、読売、毎日、日経、産経、朝日だろうか。
広告の反応の良さでは、朝日、毎日、日経、読売、産経。
日本の場合この新聞社にTV局がぶら下がる。
読売→日テレ、朝日→テレ朝、毎日→TBS、産経→フジ
当然なことながら、ニュース報道のスタンスは新聞社とほぼ一緒だ。
言うまでもなく、同じニュースでも新聞社によって取り上げ方は全く違う。
故田中角栄は「新聞の中で真実が書いてあるのはスポーツの結果、テレビ欄、死亡記事だ。
それ以外は、各社の主張であって真実ではない」と喝破していた。
その通りだ。
だから、そもそもメディアが公正、平等に報道することを求めること自体が言論の自由に抵触する。
そこに、政府が圧力をかけるということも同様に法に抵触する。
読む側、見る側も「このメディアの報道はこういう感じか」という受け止め方をしないといけない。
そもそも、全ての報道が一緒であることのほうが危険なのだ。
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