フッサールの現象学
2017年06月09日
私たちの日常にある知覚対象は、
私たち自身が自然に構成している。
たとえば、目の前のサイコロ(正立方体)がある。
このサイコロを正立方体と認めるには、
正面の四つ角が直角で、四辺が等しいことを
確認しなければならない。
実際に、目の前にある面は台形や平行四辺形に
見えている。
それでも私たちはそのサイコロの側面を見ることなどに
よってそれを正立法体としてみる。
その「見ている」という行為は根源的に何であるのか。
これが、フッサールの現象学の着想だった。
そもそも科学の基礎はわれわれが直接経験できる
日常生活にあるというのがフッサールの考えであり、
出発点は、自分の内面に映る主観的な世界だ。
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