外では虫が演奏を奏でている。
まだまだ暑い夏と思っていたが、もう秋は始まっている。

８月６日は広島の８月９日は長崎の原爆慰霊祭がある。
８月１５日は終戦記念日だ。

多分、８月は日本人が戦争について考える機会が
もっとも多い月である。

戦争体験者や被爆者がどんどん亡くなり、
日本は戦争を知らない世代だけで構成される時代を
間もなく迎えることとなる。

日本も核兵器の保有を考えるべきだという発言をする人が
防衛大臣に選任した。
昨年は集団的自衛権の行使ができるようになる法案が成立した。
安倍晋三は憲法９条の改憲が目標だという。

その内閣支持率が５０％を超え、
選挙をすれば実際にそのような結果が出る。
これは日本国民の５０％以上の人々は、
自国防衛の名の下に戦争に入っていくことも辞さないということ
なのだろうか。

戦争の害悪についてかれこれ論じるときは過ぎた。
そのことはすでに論じつくされている。
今や残るはただ一つ、一人ひとりがまず何から始めるべきか、
ということである。
つまり一人ひとりがなずべきことでないと思うことをなさない。
ただそれ一つである。
～トルストイ～

国家も宗教も集団として何かを持とうとすることから、
誤りがはじめる。
バカな話だ。

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