今週の日経ビジネスのタイトル名は、
『外食崩壊』だ。

お客様の会社の帰り道で渋谷の
マークシティを円山町方面から
渋谷駅へ向かって歩いた。

水曜日にも関わらず、ある寿司屋さんの
店頭は大行列だ。

回転寿司かな？と思ったが、そうではない。
店頭のお値段もまあまあソコソコ。

所謂、有名なあチェーン店ではなさそうだ。
はじめて見る名前のお店だ。

日経ビジネスのまさに特集内容では、
吉野家、ロイヤルホスト、マクドナルド、
ロイヤルホストなど
長く続くチェーン店の業績が悪いようだ。

理由は、複数あるが、おそらく外食の意味が
変化してきたことが大きい。

普段の日常的な食事は、安くてソコソコ
美味しいものであればＯＫ。以前のように
ランチに時間もかけない傾向にある。

外食で食べたいものは、どちらかというと
そこでしか食べられないもの、珍しいもの、
とにかくいい雰囲気というところだろうか。

ただ、最も大きな理由は、スマホの普及と
豊富な情報量だろう。名前を知らないお店
でも、はじめてでも安心して行ける。
そして、そこでＳＮＳで情報発信するときは、
まだ、知られていないとか、
特別なメニューがあるとか、
ユニークであるほうが
話題性は当然高い。

そんなわけで、かつて皆が安心して入れた
チェーン店は魅力度が圧倒的に下がったわけだ。
オセロを引っくり返すような現象が
これからさらに進行していくと思われる。

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