メタファー生成の事例2
2017年07月07日
メタファーは企業ビジョンの構築や伝達においても有効だ。
メタファーによって、事業の進むべき方向、
組織のあるべき構造などを示すことができる。
知の重要性を理解するリーダーは、
こうしたメタファーを生み出すことをきわめて重視している。
それは、メタファーによって知と行動の一貫性が生まれえるからだと言える。
たとえば、NECの小林宏司氏が1977年に掲げたビジョン、
「C&Cコンピューター&コミュニケーション」は、
パソコンが普及する以前に、コンピューターと通信の融合を謳った、
まさに未来を先見したメタファーであった。
毛沢東は抗日戦争に際して遊撃戦の戦略的重要性を主張し、
その中で革命根拠地の建設を掲げた。
毛沢東は明代の長編小説「水滸伝」を座右の書としていて、
「根拠地」というコンセプトには、梁山泊(反乱軍の根城)のメタファーであった。
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