コンサルティングをしていて気になっている。
どうも、会社とマーケット（お客様）を結びつけるという視点が
欠落しているケースが多い。

非常に、基本的な視点であるにも関わらず、
中小企業の経営者の方の多くはご存じない。

経営の中でやらなければならないことは本当に多く、
「それどころじゃないよ。今日の売上でしょ！！」
と叱られそうだが、やはりここから考えるしかないのだ。

というわけで・・・・
ときどき、経営コンサルタントとしての本業のお話を少し
書いてみたい。

マーケティングを販売や宣伝としかとらえていない人は多い。
テレビCM、新聞広告、ダイレクトメール、インターネット、
電話セールス、これらは確かに販売と宣伝だ。

もちろん、販売も宣伝もマーケティングが持つ機能の中では
重要ではあるが、全体の機能の２つでしかない。

マーケティングは実は製品、商品を生産するはるか前から、
はじまっているのだ。
ニーズを評価し、その範囲と強さを測定し、利益をあげる
機会の有無の検討をする。

マーケティングとは、新しい顧客を見つけ、製品、商品の魅力を
改善し、既存の顧客を大切に維持し、売上を検討し、業績を
維持する。
製品、商品が生まれてから、この世を去るまで続く作業である。

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