今日は察知力を高める方法の中の
「身体性を高める」についてです。
ポジティブアプローチで組織を変えるという
ヒューマンバリューの高間さんの提案の続きです。
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情報や知識、技術などは後天的に習得可能で、
学校教育や企業内研修が高度になったため、
こういう知識情報的な分野は、
組織も人も卓越してきている。
半面、身体性・・・DNA的な対応性や柔軟性、受容力、
察知力などは逆に弱くなってきている。
過去の知識や、箱(マニュアルや既存の枠組み)を
駆使することで競争力を維持できた時代はそれで
よかったが、未来を見通せず、変化が瞬時にやってくる現在、
身体性の高さが企業の競争力の源泉になっている。
身体性は、知識教育で高成績の人が必ずしも高いわけではない。
そこで、最近の人材開発ではNLP(神経言語プログラム)
という身体感覚を磨くような手法や、即興劇を入れた
セールススキル研修(インプロバイゼーション)、
IQではなく情緒性をみるEQというサーベイなどが活用されている。
TOYOTAでは人事考課に「人間力」という項目がある。
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私たちは、あまりにも脳、即ち思考性に頼り過ぎている。
情報、知識、記憶これらが不要だとまでは言い切れないが、
ある意味では人間の本来の力の妨げになることも事実だ。
私はNLPの講座の中で受講生から、
「こういう感覚って今までに体験したことがありません」という
言葉を何度も聞く。
身体はとても、正直だ。お腹が空くし、眠くなる。食べ過ぎれば太る。
無理をすれば病気になる。
私たちは言葉がなくても、相手の不機嫌さや怒りや悲しみを察知できる。
「直観は誤だたない。判断が過つのだ」とはいうのは有名な箴言。
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