メタファーの作用1
2017年07月09日
メタファーにおいては社会的に(組織的に)共有されている暗黙知が前提であり、
その暗黙知とのつながりの上になりたって概念を形成する方法だといえる。
つまり、メタファーは私たちの文化的記憶(長期記憶)に関わるものだ。
メタファーが指示しているのは直接的対象ではなく、
ものの考え方や心的傾向や私たちのメンタルモデルで、
そこにアクセスするものだともいえる。
「時は金なり」とは、時間を経済的なメタファーで説明している例だ。
それは経済人にとっての時間のあり方(コンセプト)を端的に示したものである。
[時は金なり]
彼女はうまく時間を費やしている
彼は時間の節約が下手だ
[戦争は戦争である]
自分の論点を防御する
誰かの議論を打ち負かす
[アイデアは植物である]
実を結ぶ
芽を出す
植えつける
不毛
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