以前にも触れたが、ビジネスの成長は、
利益を生み出す仕組みを反復することによって
可能となる。

ＴＯＹＯＴＡ、マクドナルド、ヤマト運輸、ダイワハウス、
ユニクロなどその結果、日本で言えば全国のロード
サイドは同じ風景になった。

村上春樹によれば、アメリカを車で走っていると、
「あれ、この街さっきも通った気がするけど・・・・」
と錯覚するほどに、ほとんどの街の風景は似ているという。
アメリカではウォールマートが加わることにるが。

しかし、21世紀のネットビジネスは明らかに違う。

「ネットビジネスでは、土地建物、設備、原材料、物流網、
販売店、その全てがほとんど必要ない。
とても安価になったパソコンやサーバー代が多少かかる
だけだ。ほとんどは人件費。

だから失敗しても致命傷を負う会社は少ない。

それにも関わらず、サービスが大ヒットすれば、
成長市場は収穫逓増モデルに乗って驚くほど儲かる
ことがある。

つまり。ローリスク、ハイリターンだ。」

これは、サイバーエージェントの藤田社長の言葉だ。

藤田社長のこの話は10年ほど前のコメントだが、
現在のテクノロジーはもっと個人寄りになってきている。

そして、リアルな世界とネットの距離もぐっと近くなっている。

もしかしたら、車だって個人で作れる時代が、
そう遠くない時期にやってくるのかもしれない。

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