デカルトの方法的懐疑
2017年05月20日
「ほんの少しでも疑いをかけるものは全部、
絶対的に誤りだと破棄すべきであり、
その後で、
私の信念のなかにまったく疑えない何かが
残るかどうか見極める」
『方法序説』
~デカルト~
方法序説の中で真理を求める知の方法論として、
「明証性の四つの規則」がある。
これは、知識構築の方法論とも言える。
1.注意深く即断と偏見をさけ、自分が明らかに真実だと認めた
疑いをはさむ余地のまったくないもの以外、判断のなかに含めない
2.検討しようとする問題を、できるだけ多くの、必要なだけの
小さな部分に分割する
3.考える順序を、単純なものから複雑なものに段階的に導く
4.見落としがなかったことを確認するまですべてを広く見直す
このプロセスで確かめられるものごとの確かさ、これが、
デカルトが提示する「知識」である。
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