哲人たちの知の型をみる。

［プラトン］
・本質（イデア）研究
・言語対話・論争的アプローチ
・覚醒・転向
・理想主義
・情熱的
・真・善・美の追求

［デカルト］
・合理主義的
・分析的・戦略的アプローチ
・明証性の追究
・物質の支配
・数学的論理・科学的
・節約・冷静の要求

［デューイ］
・経験主義
・主体的・実証的アプローチ
・信念・習慣・行動の重視
・実験の重視
・体験的・身体的
・結果主義

［西田幾多郎］
・客観と主体の融合（純粋経験）
・内省的アプローチ
・忘我の知
・直観重視
・有機的・生命体的
・共同体的性格

『知識創造の方法論』
～野中郁次郎・紺野登～

哲学と言えば、プラトンや西田幾多郎のように、
真理を追究する学問と考えるのが一般的だ。

ところが、デカルトやデューイのように現実から
真理を求めるというアプローチが西洋にはある。

現実の社会をみると、後者の立場が強い。
むしろ、後者の流れによって世界は動いている。

私としては西田幾多郎の知の型にこそ、
地に足のついた人間本来の在り方を感じる。

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