タイプ論に注意せよ
2016年10月12日
わたしの心理学の師匠故吉福伸逸が
怒っていたことの一つに、タイプ論がある。
代表的なものに、日本人の血液型がある。
人に対して、わたし達はしばしばその便利さや面白さ
からラベルを貼り付けて選別をおこなう。
確かに分類することによって、整理され理解しやすい。
マーケティングにおいては、性別、年齢、職業、移住地・・・
物事を客観的、大雑把にとらえる方法としては優れている
わたし達が環境やシステムの中で生きている証拠でもある。
国、宗教、支持政党、職業、収入・・・・
とは言え、人間をある特性でラベルリングするのには問題がある。
なぜなら、他者との境界線はあらゆるところに存在するからだ。
わたし達が無意識におこなうラベリングは始末が悪い。
情報、教育、知識・・・・
そういうものに騙されたり、振り回されることを、
吉福伸逸は嫌ったのであろう。
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