ある会社の会議で20代の戦略コンサルタントに会った。
帰りがけに雑談をした。

最近、勤めているコンサルタント会社を辞めたそうだ。
月に400時間働き、身体も心も続かなくなって辞めたそうだ。

とても優秀な大学を卒業して、頭脳明晰で誠実な性格な方だ。
それでも、続かなかったという。

実際、大学を卒業して1年、2年の社員が中小企業の社長を
相手にコンサルタントをするとうのは大変なことだ。

Ｇｏｏｇｌｅは労働時間の２０％を好きなことに使っていいという
ルールがある。

シリコンバレーの一流企業と比較するのは馬鹿な話かもしれないが、
２つの会社を単純に比較すると、日本のそのコンサル会社が、
今後飛躍的な業績を上げることはないだろうということだけは、
はっきりしている。

現在の日本労働現場は、基本人不足で採用に相当に苦労している。
しかし、一方ではブラック企業と言われるような企業がゴロゴロある。

その方にも伝えたが、やはり単純に売上を追いかけたり、
規模を誇るよう企業経営の方向を抜本的に見直すべき時だ。
今までのやり方を変えることは、経営者にとって恐怖や不安を伴うこと。
しかし、早くこのことに取り組む企業のほうが長い目でみれば
生き残る会社だろう。

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