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理念型
2017年06月16日

知は不確実なものであるだけでは、何も言ったことにならない。
そこで、「価値自由」という知識獲得のルールを定めたウェーバーは、
社会科学では「絶対真理」ではなく、
「理念型(アイデアル・タイプ)」を構築するべきだと主張した。

「理念型」とは、社会学者が現実を説明する方法的道具として
作り上げる概念だ。人為的に形成された仮説であり、
一貫した説明のできるモデルといえる。

「理念型」は現実の世界にそのまま存在していないが、
社会学のすべての概念はこの理念型によって示されるといっていい。
ウェーバー自身の生み出した支配の三類型、
「カリスマ的支配」「伝統的支配」「合法的支配」も、理念型の一つだ。

また、「理念型」は現実を純粋合理的な「型」と比較してみる。
そういう観点からみれば、事柄を名づける、タイプ分けの側面がある。
たとえば、消費者の活動特性の一部に注目し、「教養」型、「スポーツ」型、
「観光」型などのライフスタイルを抽出するといったものだ。

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