ＮＨＫの番組を見ていた。
三日坊主を克服するための方法を
紹介する番組だった。

そのゲストの方が提案していた一つに、
グリット（やり抜く力）というのがあった。
これは心理学界60年来の大発見と
言われているそうだ。

成功する人と成功しない人の違いは何か？
これが心理学の最大テーマであった。
ＩＱ，性格。
ＩＱと性格的傾向が一緒でも成功する人と
成功しない人の違いは何か？
それは、グリット（やる抜く力）ではないかということだ。

ＮＬＰの補講をやった。
経営者でありママである方の質問があった。
「自分が勤めていた会社の上司に、
考えながら仕事をして欲しい。
そうすれば、もっと効率的な方法を見つけられる」
と言われ、その後は常にそう心がけ、
自分の子どもに対して、そのことを要求してしまう
それは間違っていますかね？

そもそも論だが、人生の成功とは何か？
効率的に物事を進める力は、全ての人生の場面で
有効に働くのか？
それほど人生は単純なのか？

人間はもっと複雑な生き物ではないだろうか。
前述する思考性が確かなことだと信じていること、
そのことこそが問題なのだ。

間違いない効率的な世界。
誰にでも単純でわかりやすい成功法則。
そういう自己都合による社会を望む幻想こそが、
現代社会の闇を生み出す根源になっているのでは
ないだろうか。

人類の先達の過去の答え存在しているが、
未来の答えは、おそらく私たちは持ち合わせていない。
あるのは目の前にある事実。新しい体験だ。
それは、過去に似ているかもしれなが全く新しいことなのだ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから　↓
https://www.isseyhonda.com/mail/

HPはこちらから　↓
https://www.isseyhonda.com/

マーケティング・経営 ブログランキングへ

にほんブログ村