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老子の水の哲学
2017年10月15日

「大河や大海が、よく幾百ともしれぬ谷川の王者となりうるのは、
それが最も低い下位にあるからだ。
だからこそ百川の王となりうるのである。
人間も同様で、民の上に立とうと欲するものは、
謙虚な言葉でへり下る必要があるし、
民の先頭に立とうと欲するものは、
身を後におかなければならない。
だから、このような聖人が民の上位においても、
民はそれを重荷にはかんじないし、
民の先頭に立っていても、
民はこれを気に食わないとは思わない。
したがって天下の民は、
このような聖人を上にいただくことを楽しんで、いやがることがない。
争いの心をもたない人間であればこそ、
天下の民もこれを争うことがないのだ」
(第66章)

女性とともに老子の人生哲学をささえているものに、水がある。
水は方円の器に従うというように、相手しだいにその姿を変え、
これほど柔軟で従順なものはない。
しかも、時をあたえれば岩をも貫き通す、
恐るべき力をひめている。

「天下に水より柔軟なるものなし。
しかも堅強なる者を攻めるに、これをよく勝るものなし。
その以て(もっ)てこれを易(か)うるなきを以てなり。
弱の強に勝ち、柔の剛に勝つは、
天下知らざるはなきも、よく行うことなし」
(第78章)

「上善は水のごとし。水は万物を利して争わず。
衆人の悪(にく)むところ(低所)におる。
故に道に幾(ちか)し」
(第8章)

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