経営者の戦略パートナーコンサルティング、無料メルマガも発行中!


ブログ
サーバントリーダーの役割
2017年05月02日

サーバントリーダーシップを提唱した
ロバート・グリーンリーフの考え方を
普及する団体の専務理事である
ラリー・スピアーズが、その役割と特徴をまとめた。

更に、東京工業大学の准教授の中原淳さんが
人事部門用に加工したものをご紹介する。

1.傾聴
社内外の大事な声を積極的に聴く
2.共感
社員の声を、傍観者としてでなく共感的に聴く
3.癒し
施策で人を疲弊させ傷つけるのではなく、世話をする
4.気づき
従業員の意識を高め、倫理観・価値観に気づかせる
5.説得
新施策について、その理由や効果をしっかり納得させる
6.概念化
経営者とともに大きな夢を掲げ、わかりやすい言葉で浸透させる
7.予見
変化の担い手として、将来を予見、構想する
8.執事役
執事のように信頼され、目立たぬように日々の支え役となる
9.人々の成長へ関与
人間尊重に加えて人間成長をたえざるテーマとする
10.コミニティづくり
社内の人々がお互いを気にかける共同体をつくる

これは、なかなか秀逸です。
このようなスタンスの人事部が存在すれば、
社員は働き甲斐を強く感じられるだろう。
基本的に企業は攻めにウエイトが置かれ、
人事部は公平、平等な評価をいかにするか、
従業員の能力向上をどのように高めるかが、
存在の最重要課題であると思われる。

それに対して、この指標は何処までも受けに徹し、
後方から支えるという姿勢が鮮明である。
このような基本スタンスから考え直していく必要が
現在の企業には求められているように感じる。

最終的には、組織としての目標達成や生産効率など
の指標の向上も見られるのではないだろうか。

======================

無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/mail/

HPはこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/

マーケティング・経営 ブログランキングへ

にほんブログ村

FC2ブログランキング






ページアップ