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語り継ぐことに意味がある
2017年04月02日

「語り継ぐことに意味がある」

ヒューマンバリューの高間さんのポジティブアプローチで
組織を活性化するの続き、
原則5:自他非分離の場をつくるの内容です。

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リッツカールトン・ホテルでは、
素晴らしいストーリーが生まれると、
すぐに世界中のリッツカールトンにFAXで流れ、
世界中から「おめでとう」が返ってくるという。

世界中のスタッフが一体となり、
素晴らしいサービスを実現しようとする気持ちが
共有できる仕組みになっている。

GEでは、世界のグループのどこへ行っても
「GEバリュー」という声を聞く。
ところが、GEが大切にしているバリューについて、
言葉とシンボルマークはあるが、
その意味を解説したものはない。

このことについて、GEの人事担当マネージャーは、
「あえて解説書はつくらないことにしている。
自分の言葉でマネージャーがメンバーにGEバリューを
語らなければならないように仕向けている。」という。

GEのメンバーは、GEバリューに基づいて日々判断し、
行動することを求められている。
当然、メンバーは「このバリューはどういう意味ですか」
とマネージャーに聞き、マネージャーはスト―リーを語って
説明せざる得ない。

人事評価においてはメンバーは、
バリューについて、自分の体験をストーリーとして語る
ことになる。
ストーリーを語り、聴くことで、バリューが共有され、
一体感のある場が形成されている。

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リッツカールトン・ホテル、GEの事例はとても興味深い。
リッツカールトンの日本支社長や教育担当者の方には、
お会いして、いろいろお話をうかがったことがあり、
その徹底ぶりには感心した。

いずれの会社も、会社という場をどのように活かして
欲しいのか、一人ひとりにどのようにあって欲しいのか
を機会あるごとに経営者もメンバーも語り合っている。
それこそが、最も重要なポイントではないだろうか。

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