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ソクラテスの産婆術
2017年05月19日

ソクラテスは、自らの哲学を産婆術に喩えている。

それは生徒自身が考え、生み出す教育理念である。

彼にしたがえば、霊魂や真理といった本質的な知識は
各人がそれぞれの努力(陣痛)によって
美しく産み出すべきものであり、
その意味で哲学者は知識創造(出産)を手助けする
助産婦である。

ソクラテスは対話という問答法を用い、
釈迦やキリストのような説法をしなかったという。
これは、実に興味深い。

ソクラテスは、どこまでも自ら考えることが必要だと
わかっていた証拠だ。
釈迦やキリストはある思想、信念、価値観を伝え、
それを守れば幸福になれると諭した。
どこかの国の教育形式に似ている。

現在、政府が言っている道徳教育が、
どれほどにバカバカしいことか・・・・
「わかる人にはわかるが、わからない人にはわからない」

こういう本質的なことを理解しないで、
国の運営も、会社の経営も成り立つはずはないと思うが・・・

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