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古典派VSケインズ
2017年09月02日

有効需要=C+I

ここで言う「等しい」とは方程式であって、恒等式ではない。
※恒等式:どんな値のときでも成立する等式(「証明する」等式)
※方程式:変数が特別な値のときに成立する等式(「解く」等式)

需要されただけ供給するのですから、需要があればそれに等しいだけ生産して供給することになる。
ケインズはこの有効需要の原理は必ず成立すると主張しました。
しかし、ここでケインズが言うのは「供給が需要に等しいように、その均衡点に向けてシステムは
収束していく」という意味です。
これが、最単純ケインズ・モデルです。

これに対して、古典派はY=C+Iという恒等式になると主張する。
供給があればそれは全て需要される(すべて買われる)というのですからこれは恒等式です。

ちなみに、ケインズは驚くべきことを発見しました。
それは消費(C)は所得(Y)に比例するということです。
C=0.8Y
限界消費性向です。
もし、あなたの月給が1万円昇給したらどれだけ使うか。
大概の人は8,000円くらい使うということです。

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