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アメリカと日本の政治にみる
2017年06月21日

国会では共謀罪を含むテロ等準備罪の法案が可決された。
この採決と強引な国会運営を巡って、大きな批判が起きている。

今回の件を首謀している安倍晋三を中心とした勢力と
海の向こう側でやはり強引な政治運営によって批判されている
ドナルド・トランプを中心とした勢力はよく似ている。

この指導者二人に共通する点は、他者の意見の耳を傾けない
という点ではないだろうか。
自らの何らかの信念によって、何としても目的を達成しようとする。

しかし、信念というのはあくまで個人の無意識的な体験によって
形成されてきたものであるから、その信念の出所そのものの正当性は、
限りなく頼りなく、曖昧で、いい加減なものである。

それゆえに、彼らはその信念の正当性を証明することに異常なまでに、
執着することになる。

そもそも、個人的な信念に正当性などあるはずがない。
そこで必要となるのが一つは攻撃対象となる敵である。
安倍であれば自分を支持しない民進党、朝日新聞などであり、
トランプであれば、前大統領のオバマであり、メディアだ。

彼らはいう。「わたしの信念は正しい。だって、選挙で多くの人が
わたしのことを支持してくれているわけだから」
安倍はさらにいう。「支持率は下がっていないじゃないですか」
そう。もう一つの彼らに正当性を与えているのは指示する人々だ。

すなわち、彼らの個人的な信念の正当性を証明しているのは、
他でもない。その信念に共通性を見出している有権者自身である。
その責任は重い。

長くなるので、言いっ放しにしたい。
私たち人類がもっとも避けなければならないことは同質化だ。
企業も一緒。

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