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リカード・モデルの続き
2017年08月15日

生産期間は一定であるが、製造工業のそれは遥かに短く、
瞬間的に生産されると仮定する。
『思想としての近代経済学』~森嶋通夫~

この過程の下では、昨年に耕作され、
今年初めに出荷された農産物は労働者だけによって消費される
(地主には所得はなく、資本家は所得を全額、投資に向けられるからである)。

このことは、前年度に生産された農作物が
今年度生産に従事する労働者による消費と(価値額で)等しいことを意味する。
前年度に生産された農産物の今年度の価値額を賃金基金と呼ぶ。

一人当たりの賃金基金は、一人当たりの農産物消費に等しい。
その数値は一人当たりの賃金(農産物で表された)に比例する。
故に賃金の高さは一人当たりの賃金基金によって決まる。

以上がリカードの静学理論(一時均衡理論)である。
次はこの理論を前提にして、それがどのように変動するのかの理論、
すなわち動学理論に続く・・・・

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