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仏教は滅びるかもしれない
2016年08月04日

私達の宗門の信条

「自心が仏であることを
固く信じて座禅にはげむ、
本当の自分にめざめ、
どんな苦難にもくじけず
脚下を照顧してくらしを正し、
生かされている自分を感謝しつつ
世のため、人のためにつくします。」

これは、わたしが檀家に属する長野県のお寺、
臨済宗妙心寺派西岸時の会報の表紙にある。

西岸寺は弘長元年(1261)大覚禅師蘭渓道隆が開山した古刹。
応安6年(1373)には、室町幕府により諸山に列せられたという
歴史のある寺である。
田舎の寺にしては確かに立派である。

その寺の檀家総代(檀家の代表)を叔父は、
もう10年以上勤めている。
先代和尚は、わたしの中学時代の同級生の父親。
現和尚は少年野球の先輩だ。

本来であれば、深い縁の元に会話も弾みそうなものだ。
ところが、そうでもない。
私達の宗門の信条は、まさにお題目になっている。

仏作って魂入れずとは、よく言ったもので
これほど歴史、地元、建立物に恵まれてていも、
和尚自身がそのことに気づいていないのは寂しいことだ。

一方では、わたしが一時期属した新興宗教団体は、
この春に世界仏教大会を兵庫の寺院で派手に開催した。
こちらは、こちらで問題が多い。

お釈迦さまの予言によれば、現代はまさに末法の時代。
仏教は本当に滅びるのかもしれない。

宗門の信条を確実に広げていけば、
決してそんなことはないだろうと思うが、
そのことは随分、以前にあきらめてしまったようにみえる。

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