リオ閉会式のマリオ問題にみる
2016年09月16日
NHKのクローズアップ現代に、
リオデジャネイロ五輪の閉会式の演出に関わった
メンバーが4名が出演されていた。
ドラえもんが土管を通って東京からリオへという
演出のマリオ役を誰にするかについて考えている時に、
元森首相から安倍首相の案が出たということだった。
この話題になるとスタジオに招かれた3名はいずれも、
ちょっと複雑な表情を浮かべ、コメントの歯切れも悪くなった。
世界から絶賛される素晴らしい演出を手掛けたメンバーだが、
「この点は賛否両論」と評価が割れるマリオ役を、
推薦したという森さんの感覚は相当にズレている。
現役首相時代も、短い期間にあれだけの問題を
引き起こすだけのことはある。
そのような感覚の持ち主に、
2020年の東京五輪の委員長を委ねているということ
に大きな違和感を感じる。
2020年の五輪は、イベントをきっかけに
その後の20年を引っ張っていける若い力を
中心にイベントを取り仕切ってもらうことはできないものだろうか。
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