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わからないに価値がある
2017年05月04日

養老孟司さんの『バカの壁』がベストセラーに
なったのは2003年だ。

バカの壁の中で、養老さんは「脳化社会」と
いう社会の訪れを指摘していた。

そしてまさに、そのような社会はやってきた。
皆なんでも知っているつもりの社会だ。

どこを見ても、わかったような顔が増えた。
小学生でさえ、わかったような顔をして
「知ってる」を連発する。

「わかる」と「できる」は違うが、
わかっていれば、知っていれば、
ある種の目的が達成された様子である。

本来は「わからない」、「知らない」が、
「わかる」「知る」の起点であるはずだ。

「わからない」は「わかる」の克服であるし、
「できない」は「できる」の克服である。

「わからない」や「できない」という言葉が多く
聞かれる社会が、そういう意味では健康だ。

会社も同じことが言える。
「わからない」「できない」
「さあ、どうする」という会社の方が発展する。

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