世界で一番物を持っていない大統領
ホセ・ムヒカ（ウルグアイ前大統領）は、
「貧乏な人とは、
少ししか物を持っていない人ではなく、
無限の欲があり、
いくらあっても満足しない人のことだ」
（文芸春秋6月号）と言う。

「我々の前に立つ巨大な危機問題は、
環境問題ではありません。
政治問題だ」

「私たちがグローバリゼーションを
コントロールしていますか。
グローバリゼーションがわたしたちを
コントロールしているのではないでしょうか」
とムヒカは警告する。

明日から、サミットが始まる。
事前に世界を回って、「財政出動をしよう」など
と言っているのはどうなのか？
より良い未来を話し合う場ではないのか？

世界が気づかなければならないのは、
「循環・貢献・犠牲・放棄」などではないだろうか。

過剰に持ちすぎている人々が、
更に法を犯してタックスヘブンで蓄財に耽る。
それらの人々が実業家、世界的企業、政治家
であるならば、そもそも彼らは誰のために
働かなくてはならないかを忘れた人々だ。

少なくとも、わたしが尊敬してやまない。
経営者、実業家はそのようなところに顔や
名前を連ねるようなことはなかった。

何のための事業をやるのか・・・・・
今一度、問い直さなければならないのだろう。

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