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来世のしあわせなんてない
2016年04月08日

釈迦は6年間の苦行を積んでその結果、
「苦(難)行は無意味」と惜しげもなく、
その実績を捨てた。

苦行は、当時のバラモンの修行方法で、
その教えによれば、人間が
「煩悩に悩むのは、
身体(肉体)のせいであるから、
肉体を苦しめることによって、
心が正しい方向に進む。

現世は苦の世界で人力では如何とも
し難いから、
現世での望みを放棄して、
来世に望みをかけよ、
来世を幸せにするのには、
今世において、
できる限り苦行を行うこと・・・・」
というものだった。

釈迦がバラモンの苦行を否定した理由は
三点あった。

第一「人間の身と心とは一体であって、
身と心とに分離できるものではない」

第二「来世の存在は、誰も未経験で確認できない。
確認できない来世に希望をかけて、
確実に生活している現世を苦行で送るのは
愚かである」

第三「自分の欲望を、将来において満足させるために
苦行をすることは、我欲を増長させるだけで、
かえって苦悩を増す愚考となる」

しかし、この苦行があったからこそ、
わずか四十九日間(一説に七日間)の沈黙瞑想の
座禅の修行によってさとりを得たのだという。

人生にむだは一つもない。
いやいや仕事をしたり、腰掛気分で手抜きの生き方
をすると必ず悔いの多い一生にとなる。

たとえ自分の希望とする仕事でなくとも、
誠実にそれをするなら、、後になって必ず何かの
役に立つものだ。

試行錯誤や遠回りは思わぬ恩恵となることが往々に
してあるものだ。

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