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人的資源への経営サイドの姿勢
2017年02月02日

マネジメントの続きです。

中小零細企業の人を中心としたマネジメントに
ついて考えている。

電通の新入社員の自殺が引き金になり、
一流企業においても人事管理の杜撰さが浮き彫りになった。

この問題の深層について表面的に評価する立場にはないが、
それにしても、大幅な残業時間だけが彼女を追い詰めたわけ
ではないことは容易に想像がつく。

私もITリテラシーが高い世代ではないが、
20年前と比較すれば、ITによって仕事のやり方は改善された。
その中でも、特に注目するべき点は、
データの管理が容易になったことではないだろうか。

勿論、数字だけで実態が把握できるものではないが、
マクロ的に自分の会社の従業員がどれくらいの時間働いているか、
経営サイドに興味さえあれば、どの部署に残業が多いのか、
部門長の仕事観も含めてデータから読み解くのは難しくはない。

そのデータを元に、実際に人事部を動かしたり、
上司への注意指導を行うことができたはずだ。
問題は、従業員への興味の持ち方と、
自社の実態を正確に把握する意志があったかということだ。

私が知る限り、日本の中小零細企業の平均的なマネジメントも
人(従業員)への興味は総じて低い。

理念やビジョンという経営側からの発信は、比較的意欲的に
取り組む経営者が多いが、人そのものに関わっていく人は
驚くほどに少ない。
ところが、経営者から聞くのは従業員へ不満が非常に多い。
不思議な話だ。

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