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国家は誰のために必要か
2017年09月15日

北朝鮮を巡る問題が毎日報道されている。
孔子の時代から国の統治の問題はあった。
中国4千年の歴史は、国家経営の難しさを如実に示している。

ヨーロッパの統治も、民族闘争と権力闘争の歴史といっていい。
ヨーロッパの場合は、そこに宗教も絡んでいるため
さらに問題は根深い。

アメリカは先住民の地を奪って250年ほどの歴史しかない。
人工的に作り上げられて実験的な国家であるが、
最近まで積極的に移民を受け入れることによって活力を保ったが、
すでに国家運営は保守化しつつある。

日本は江戸時代まで比較的平和な統治が続いたようだが、
明治維新を通じてヨーロッパやアメリカ化による統治を真似た結果、
やはり国家運営は行き詰まり、2020年のオリンピック開催後は
さらに酷い状況が待ち構える。

人類は食料、エネルギーの問題をほぼ解決できる能力を持った現在において、
国家という枠組み、境界線こそがスムーズな食物、エネルギー、その他物品の
配分ややり取りの障害になっていると言っていいだろう。

現在の世界の秩序を握り、権力を手放したくないもの達の
人間としては醜悪な願望の実現のために、世界全体が支払う無駄な死、闘争、
貧困などあまりにも犠牲は大きい。

科学技術の進歩に比べ、人類そのものの進歩はあまりにも僅かである。
嘆かわしいことだ。

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