瞑想4
2015年12月26日
瞑想において大切なことは、
精神と心の質である。
肝要なことは何かを成就することでも、
あるいはめざす何者かになることでもなく、
天真爛漫でしなやかな精神のあり方である。
瞑想は目的のための手段ではない。
瞑想は手段であり、同時に目的である。
精神は経験によって天真爛漫たりえない。
経験を否定することによってはじめて、
思考によって生み出すことのできない
天真なる状態が現れる。
思考は天心たりえない。
瞑想は思考に終止符を打つことであるが、
それは瞑想者によるものではない。
なぜならば、
瞑想者と瞑想とは不可分の全体なのである。
そしてもしも瞑想がなければ、
人は光りや色の大いなる世界にいながら、
それが見えない盲人のようなものである。
瞑想は根であり、幹であり、花であり、
そして果実である。
植物の全体を果実、花、幹、そして根に
分けてしまうのは言葉である。
このような分離の中では行為は
ついに不毛に終る。
愛の行為とは全的な把握にほかならない。
~ジッドゥ・クリシュナムルティ~
『クリシュナムルティの瞑想録』参考図書
大きな間違いは、哲学や心理学といった
理論、思考の先に真理があると誤解して
いることだろう。
真理はすぐそこにあるというのに、
誰も見ようとはしない。
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