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所有の抽象性とは
2017年08月06日

「所有権の抽象性」とは、現にその物を支配しているかどうか、
つまり、占有しているかとは関係なく、所有権が成立していることをいう。
このことは、所有と占有は分離していることをさす。

すなわち、「所有」とは、実際に手に持っているとか、占有しているとか、
監督できるとかとは少しも関係がない。
論理的にたどっていって、この人に所有権があるということになった人に
所有権は帰する。

近代資本主義における所有は、観念的、論理的に決定される。
つまり抽象的である。
まさにモデル構築によってなされている。

例えば、株式。
近代資本主義において株式会社の所有権はすべての株主に属する。
全株を所有すれば会社の建物も機械も見たことがなくても、
社長をはじめ従業員の一人たりとも知らずとも会社の全財産は、
すべて全株保有者のものとなるということです。

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