オリンピックでは日本が連日のメダル獲得で盛り上がりをみせるなか、
全国高校野球甲子園大会も開催中である。
高校生も私立高校においては、進学、サッカー、吹奏楽、駅伝、
そして野球と学校の名前が売れれば何でもやるというご時世だ。
高校では専門性がどんどん進行中。
大学進学だって部活なみの気合を入れてやる。
次男には野球も勉強も文武両道で頑張ってほしいと希望したが、
高校受験の際、私立高校では
「これ以上高いレベルの大学進学を目指されるようでしたら、
野球は諦めてください」と断られた。
高校野球の甲子園は宣伝効果抜群だ。
8/6の東洋経済は高校野球特集だった。
サブタイトルも凄い。
~新聞では読めない甲子園カネ・ヒト・組織~
~経済効果も超ド級!~
~熱狂の表裏~
取材に当たった記者が強豪校=名監督とは限らない!
というタイトルで実情を少しだけ暴いている。
○特集コーナーでは甲子園の名言から学ぶ○
~あの名監督はこう言った~
の最後のコーナーで、読者からの誤解を解くためだろうか。
「勝手に書けば。マジ、きしょい。どこか行って」。
甲子園の試合後に全国屈指の強豪校の捕手から
この記者の方が浴びせられた言葉だ。
この学校は劣勢になると、打席の相手投手に死球を
ぶつける。3試合連続で続いたので指摘したところ
このように返してきたという。
学校や監督の宣伝や名誉に利用され、
野球を通じて何を学ぶのかは軽視される。
まだ、10代である選手、子どもたちの将来は顧みない。
こういう学校や監督は実名で公表して欲しいものだ。
一方でこんな名監督も、
「思わず知らず応援されるチームになれ」
佐賀北(佐賀)百崎監督
「今まで面倒くさいと思っていたことをやることによって
強くなった。目に見えない部分で頑張っている選手は
伸びる」
興南(沖縄)我喜屋監督
「怒る基準は、監督に怒られて仕方がないと思えること
で怒っているか。言ってもいないことで怒る、
事後指導はしないようにしています」
花巻東(岩手)佐々木監督
「あきらめないことを選手に教えているか。
一生懸命、目いっぱい、最後までやる。
その積み重ねをしっかりやることで、
チームをつねに上のレベルまで持っていける」
日大三(東京)小倉監督
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