現在のビジネス環境は、
昨日まで「山」であったところが、
一夜にして「谷」になるといった劇的
変化が起こりやすい。

事業スパンがどんどん短くなる今、
企業の戦略は長期予測を持つべきだが、
事業自体の戦略は短期にならざる得ない。

戦略思考のメタファーを「山登り」から
「波乗り」へと切り替えるべきであると、
田坂広志先生は提案する。

「山登り」では
１．登るべき山の頂上を見定める
２．園山の周辺の地形を調べる
３．頂上に登るための道筋を決める
４．その道筋に従って登っていく

「波乗り」では
１．波乗りによって向かうべき方向を定める
２．乗っている波の刻々の変化を感じとる
３．刻々の波の変化に合わせて瞬時に体勢を
　　変化させる
４．波と一体となってめざすべき方向に向かっていく

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