少年野球の監督からの要請により、
久々に地元少年野球の練習に参加した。

この時期は６年生が選抜チームの活動に入るため、
５年生～２年生の子ども９名での活動だ。

大人は４名、子どもたちは野球は下手だがかわいい。
この時期の男の子には、何とも言えない愛嬌がある。

実は、わたしは外野手というのを小学校から１度もやったことがない。
今日は外野手の見本を示すために一緒にノックを受けた。

自分でも不思議なことに２、３本ノックを受ける間に、
打球に対する勘が戻り一応さまになってきた。
見本の役目は果たせたいかな・・・

午後は２０数年来のご近所の奥様が腰のヘルニア痛みを発症し、
その克服法を伝授するために自宅に招いた。

わたし自身も長くヘルニアで苦しんだ時期があり、
いろんなアドバイスを受けながら自分で研究して治した経験がある。

その後、仕事の関係でアメリカのP.T.（理学療法士）のヘルニア患者の
社会復帰プログラムのサポートというワークショップを受講する機会に
恵まれ、自分の方法が８割程度正しかったことがわかった。

更に、そのPTの方から教えていただいたノウハウを加えたこの方法は、
その後、ヘルニアや腰痛で苦しんでいる方に提供してきたが、
大変感謝されてきた。

ということで近所の友人の奥様も、「多分８週間ぐらいで楽になりますから」
と伝え、とりあえず、２週間後に経過を報告してもらうことになった。

終日、ボランティアのような過ごし方をしたわけだ。
仕事がら資本主義経済の中でお金をいただくことの重要性は理解している。

先日、最近メディアの露出の多い方が、ボランティア否定論を展開していた。
「ボランティアなんかする人がいるから、日本のGDPは上がらない」
「ボランティアこそ、日本のGDPを成長の妨げになっている」と息巻いていた。

しかし、今日のわたしの活動を貨幣価値に置き換えたら大変なことになる。
わたしの考えでは、全てを経済価値に置き換えようとすると、
とてつもなく高いコストが必要な社会をつくることになる。
実際、今もそのスパイラルに入っている。

人間にとって本当に重要なことは、貨幣に置き換えることは不可能だ。

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