経営者の戦略パートナーコンサルティング、無料メルマガも発行中!


ブログ
老子が考える不自然
2017年10月04日

老子はなぜ知識を不自然なものとするのか。

人間が物を知るというのは、判断・分析・理解という語が示すように、
一つの物を二つに分断し、分解することによって、
「わかる」ものとすることにほかならない。

つまり相対差別をすることである。
常識の世界では、すべてが彼を此、前を後、善と悪、美と醜いう相対差別で現われてくるのは、
この知識の分別作用によるものである。

ところで、このようにもともと一つであるはずのものに、
二つに分けるという人為を加えることは、
物の自然のありかた、ありのままの物の姿をゆがめ、破壊することではないか。

人間の身体を、頭、胴、手足に分解したあとで、
もう一度よせ集めてみても、
それは死んだ人間を造るだけで、生きた人間にはならない。
ありのままのもの、自然のものは、あくまで一つであって分割を許さない。

人類は遺伝子の核、ゲノムの解読にも成功したが生命は見つからなかった。

=====================

無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/mail/

HPはこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/

マーケティング・経営 ブログランキングへ

にほんブログ村

FC2ブログランキング






ページアップ