経営者に必要なもの・・・
2016年04月02日
日本では管理をマスターしたら、
その次にくるのが経営という発想が根付いている。
しかし、これは違う。
管理と経営は別物で、
経営が管理の上にくるということはない。
守る管理と攻める経営では、純粋に機能が違う。
管理ができても経営ができるという保証にはならない。
管理をマスターしなくても経営はできる。
経営をする前に管理の経験をつむ必要ない。
端的言えば、実務は知識でするものだが、
経営は、知識でするものではない。
知識の本質は過去の経験にあり、
経営の本質は不確実な未来に向かって作用する。
では、経営は何をもってするのか・・・・・
答えは事業観だ。
事業観の形成には観察が必要になる。
したがって、全くの異業種から落下傘で降りてきて
経営ができるかといえば無理であり、
30代上場企業の経営ができるかといえば、
これも無理な話だ。
そして、知識は経営の邪魔になることもしばしばある。
管理するという発想で経営はできない。
業界慣習の思考の内側にいてはイノベーションはできない。
参考図書
~三品和広~
『経営戦略を問いなおす』
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