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廉価販売の難しさ
2016年07月21日

「QBハウスが2億円の赤字です」

QBハウスとは散髪屋さんで、
10分1000円という価格。
カットだけにサービスを絞った店舗を
全国に展開している。

知人のデザイナーと打ち合わせのために
会ってほどなく言われた。
少々、抗議のニュアンスだ。

わたしはQBハウスの関わっているわけではない。
1年ほど前に、あるビジネスの展開を説明するのに、
引き合いに出しただけで、特に推奨した記憶も
推奨する気もなかったが、
多分、そのように感じさせたのだろう。

脱毛サロンのミュゼが1年前に任意整理に入り、
現在は別の企業の子会社になり営業を続けている。
あれだけ派手に宣伝し、あれだけお客様を抱えても
結果的に利益を出せなかったのだ。

2社は別の業界で、どのような事情によって経営状態が
悪化したのか、赤字に転落したのかは定かではない。

しかし、代表的な共通点をあげるなら廉価販売である。
”安さ”を売りにして売上や業績を上げてきた会社だ。

ビジネスを価格帯だけで評価するのはナンセンスなことは
百も承知だが、わたしが知る限り安さで勝負した会社は
寿命が短い。続かない。

あのマクドナルド創業者藤田田さえ、価格設定を間違った
ことから凋落していった。

価格設定は本当に難しい分野だ。
しかし、廉価販売の方向だけは避けなければならないと
わたしは考えている。

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