瞑想とは2
2015年12月19日
真理は決して過去にはない。
過去の真理は記憶の死灰である。
なぜならば、記憶は時間の中にあり、
昨日の死灰の中には何の真理もない
からである。
真理は現に生きたものであって、
時間の領域にはない。
もしもあなたがいかなる教義(ドグマ)も
仮定もなければ、
そのとき、あなたはあるがままの
現実と対峙する。
とは思考であり、
快楽であり、悲嘆であり、
そして死の恐怖である。
競争や貪欲、野心や力への欲望、
追求に満ちた日常生活の構造を
理解するとき、
あなたは理論や救世主、導師(グル)
といったものの愚劣さを悟り、
あなたの悲嘆や思考が作り上げてきた
全構造に豁然と終止符を打つであろう。
そのような構造に貫入し、
それを理解することが瞑想である。
瞑想によってあなたは、
この世が迷妄ではなく、
人間が他者との関係のうちに構築してきた
恐ろしい現実であることに気づくであろう。
~ジッドゥ・クリシュナムルティ~
『クリシュナムルティの瞑想録』より引用
クリシュナムルティは覚者である。
この世の真理を掴み取った人である。
われわれは過去に縛られている存在である。
未来に向かっているようだが、
過去の経験や観念を繰り返し強化しながら
生きているに過ぎない。
ゆえに、心は自由ではない。
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