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無知のヴェール2
2017年11月29日

「誰に何を与えるのが正しいか」という「正義」の問題に、
ロールズが導いた基本ルールは二つある。

1.参政権や思想・言論の自由など基本的な自由は社会構成員のすべてに平等に与えられること

2.富や地位の不平等は、均等な機会のもとに生じたものであり、最も不遇な人びとの境遇改善にのみ認められること

これらは、個人の自由と、富や地位の平等な分配をバランスさせようとする、
中庸をえた原理である。
しかし、中庸は極端な見解をもつものにとっては妥協にすぎない。
個人の自由に排他的な価値を与える自由至上主義者からみれば、
富や地位獲得に制約を課そうとするロールズの思想は危険である。
一方、結果の平等を求める立場に立てば、
条件つきとはいえ不平等を容認する姿勢は物たちない。

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