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草間彌生の作品を生む方法
2017年05月16日

草間彌生は、前衛芸術家である。
最近、やたらと世界を驚かせている人である。

「いきなり描き始めて、考えないでもアイデアは
自然にどんどん出てくる」

「描いているうちに絵になる。いちいち意識して
いるわけじゃなくて、こういう絵ができあがる」

「頭の中を空っぽにしないとできない」

「できあがって、自分はこんなことを考えて
いたのだとわかる。
自分でもびっくりしちゃう。
誰も描いたことのない絵になっている」

以上は、朝日新聞の文化・文芸の「語る」
から抜粋した彼女の言葉である。

彼女が作品を生み出すと過程が示されている。
脳の中にある過去の自分が観た作品や記憶から
ダウンローディングしている様子はない。
そこに脳の介在はなさそうだ。

自己の奥深い世界か、
または、遥か彼方の宇宙の記憶のような場所か、
身体の中にあるDNAの記憶か、
いずれにしても、通常の意識状態から
生まれてくるものではないようだ。

クリエイティブとは何かを問い直す必要がある。
我々がよく使うクリエイティブはクリエイティブではない
可能性もある。

そこは、「いいね」とか「かっこいい」とか「センスいい」とか
過去や周囲との相対的世界である。

草間彌生の世界は、言葉や評価の必要のない。
感動や感激、驚き、フィジカルが感じる世界、
というところだろうか。

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