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少し寄り道のアメリカ論
2017年11月12日

「ロッキー」「フットルース」「トップガン」20歳前後に観ていたハリウッド映画だ。
最初の外国への訪れたのもアメリカ、ロサンゼルス、サンタモニカビーチ・・・
アメリカの映画館で観たのもトムクルーズの「カクテル」、
現地人とのズレたタイミングの笑いが恥ずかしかった。

もう、30年近く前だが、ロサンゼルスの巨大なショッピングモールに肝を抜かれた。
こんなの日本には絶対できないだろうと思っていたが、
それから10年後に仕事で携わった千葉県成田のイオンモールは、
まさに、ロサンゼルスにあったショッピングモールだった。

私が社会人になった当時、年配のビジネス界隈の人からよく耳にしたのは
「アメリカで流行ったものは、必ず日本でも流行る。アメリカを見ていれば間違いない」
という言葉だ。実際、そのようになってきた。
しかし、それは私を含めた観光や視察で訪れた日本人がみた表側の繁栄でもあった。
当時私が訪れたロサンゼルスのショッピングモールの裏では、
アメリカの地方都市の荒廃が進み、シャッターの降りた店が並ぶ街並みが
アメリカ全土に広がっていたのだ。

良いとこだけを取ることはできない。
日本も同様にショッピングセンター、ショッピングモールができる陰で地方の荒廃や
商店街のシャッター化は起きた。

何年か前に「三丁目の夕日」という映画がヒットした。
当時を知る日本人の多くの人々があの時代を懐かり、愛しだ。
これは敗戦国日本の特別な時代の雰囲気と捉えるのは少し違う。
アメリカ人も、同じように懐かしい時代、愛しい時代というものがあった。
現在のトランプを支持している人々は、そういう人々かもしれない。

私自身が今一番気なることは、人々から本当の笑顔が消えたことだ。
果たして豊かな経済は人々を幸せにしているのだろうか。
多くの知識を身に着けることや多くの情報を手に入れることはどうだろうか。
愛、友情、信頼どこか空々しく響く言葉に成り果てた。
問題はもちろん私を含めた一人ひとりだ。
「アメリカとは夢の国、そしてそこに住む全てのアメリカ人は幸福だ」という
間違ったプロパガンダに世界は振り回されたきた。
もしかすると今もそうかもしれない。

世界の多くの人々は、かつて私のように今でもアメリカに憧れ続けている。

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