引き続き、マネジメントの話です。
昨日から株式会社ヒューマンバリューの高間邦男さんの
提唱するポジティブアプローチを紹介している。
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□業績に最も影響を与えるのはコミュニケーション
組織の業績にもっとも大きな影響を与えるのは、
事業計画や施策ではなく、コミュニケーションだ。
コミュニケーションによって目指す方向が共有化され、
素晴らしいアイデアが生まれ、やる気が引き出され、
学習が行われる。
日産自動車の厚木テクニカルセンターでは、
正面玄関を入ったところにスターバックスがあり、
その前が広い談話コーナーになっている。
このように意図的に場を用意しなければならないほど、
いまはおしゃべりが減っている。
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現在のオフィスは綺麗で清潔で、建築もどことなく
人を寄せつけない雰囲気がある。
人と人との関りも、何処かよそ行きな雰囲気があり、
形式ばったものになることが多い。
つい最近まで本田技研の本田宗一郎のように現場で
油まみれになっていた社長がいたのが噓のようだ。
先日も、ある上場企業の幹部の研修を実施したとき、
一緒になった幹部同士が、
「あなたの違った面を見られて良かったです」
と言い合っているのを聞いて、そういうものかと驚いた。
日常的なビジネスという場のアプローチとは別の角度から、
コミュニケーションの場を設定する必要がありそうだ。
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