10年ほど前に一緒にお仕事をしていたデザイナーの方から
LINEにメッセージが入ってきた。
「今回は小浜島、竹冨島にいます」というので調べたら、
沖縄の八重山諸島の美しい島だった。
今は何をしているのかとHPを覗いてみたら、
4Kテレビ用の自然の癒し映像を撮影して販売していた。
グラフィックのデザイナーの皆さんは広告の舞台がWEBに
移ったことによって相当に苦労された方が多い。
そんな流れの中、相談を受けた時にリソースの洗い直しと、
舞台想定をしたことがあった。
その頃は住宅業界向けに撮影技術のノウハウ提供をする
DVDソフトを開発して売り出した。
それは、「ボチボチ仕事として入ってきています」
という報告を受けたまま、その後、
わたしが別の仕事に移った関係で連絡が途絶えていた。
そう言えば、その方は元々グラフィックデザイナーの前は
カメラマンという経歴の持ち主だ。
この4Kテレビ向けの自然を撮影した癒し映像は、
まさに積み上げたキェリア、磨いたリソースを発揮するには、
最高の舞台設定ではないか。
心理学の世界ではリフレーミングというテクニックがある。
リフレームするのは、意味と状況の2つがある。
意味は解釈そのものの視点を変えるという方法であり、
状況は意味は変えないが、活用できる場所や時間軸を
変えるという方法だ。
まさに、状況のリフレーミングに成功したパターンと言える。
リクルートの社是の元になった易経の「窮すれば変じる」
というのは、本当に大事なことだ。
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