経営者の戦略パートナーコンサルティング、無料メルマガも発行中!


ブログ
9.11から15年
2016年09月11日

9.11から15年。
まるで映画のシーンを見せられているような衝撃の映像だった。

アメリカはテロの掃討を叫びアフガニスタンを空爆し、
イラクに進攻した。

テロ掃討どころか、世界はテロによる犯行が多発するようになった。
まさに泥沼化している。

パリのテロ事件によって妻を失ったレスりさんが、
「君たちに憎しみという贈り物はあげない」といった。

9・11事件に対して、怒り、暴力という手段でうったえた
彼の国指導者はいかに誤ったのか、現実をみればわかる。

もし、当事者が「あの時はそうするしかなかった」ということを言っても、
世界の多くの心ある人は、それを認めないだろう。

しかし、そもそもアメリカという国家の本心を見通してみれば・・・・・

世界の軍事費ランキング2015(単位:mil. US$)

1.アメリカ       596,024
2.中国         385,876 
3.サウジアラビア   227,439
4.インド         193,417
5.ロシア        179,310
6.フランス        55,666
7.イギリス        52,397
8.日本          46,997
9.韓国          46,232
10.ドイツ        45,170

この数字をみて思うことは人それぞれだと思うが、
まず驚くのはアメリカの突出した軍事費でえある。
これは、単純に予算が消化されたと考えるのは違うだろう。
アメリカの最大の産業は軍事産業である。
この軍事費はアメリカの軍事に関わる企業に還流している。
また、他国への武器を輸出しているわけだから、
猛烈に稼いでいる。
実際に日本もそのほとんどをアメリカから買っているはずだ。
※戦闘機4台を買うお金で、六本木ヒルズが建てられるそうだ。

さらに、武器は飾り物ではない。
現実的に何処かの国で人を殺傷するために使用されている。
アメリカ軍は言うに及ばす、それ以外の国の軍によっても、
殺傷のために使用されている。
そして現実に人が殺される。

言うまでもないことだが、世界はアメリカに牛耳られている。

「アメリカは自分たちだけではなく、世界の人々が平和に幸福に
暮らすことを本当に願っているのだろうか」
戦火に巻き込まれる国に生まれた人がそう考えてもおかしくなない。

アメリカは軍事力を持って世界に君臨し、
軍需産業を通して世界からお金を集めるという仕組みの国家だ。
こんな国家を敵に回して、ただで済むはずはないのだ。

9.11での犠牲者は3千人。
3歳のときにあのビルで父を失った日本人の男の子は京大生になり、
国際法やアラビア語を学ぶ。
将来は中東で家族を亡くした人々に寄り添う活動をしたいという。
悲しみや痛みを体験する人々にとって、国家は関係ないということだ。

===========================

無料メルマガ『ほぼ日刊社長の仕事』の登録はこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/mail/

HPはこちらから ↓
https://www.isseyhonda.com/

マーケティング・経営 ブログランキングへ

にほんブログ村






ページアップ