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共生の時代だ
2016年05月20日

アメリカの2015年10月~12月期と
2016年1月~3月期の経済成長率の
平均は1%だった。

日本のアベノミクスの息切れは、
2015年中頃から減速を始めた
日本経済は、今や後退局面だ。

新興国も状況は厳しい。
BRICS(ブラジル、ロシア、インド、
中国、南アフリカ共和国)を見ても、
ブラジルとロシアは景気後退局面
であり、南アはゼロ成長、
唯一インドだけがましな状況にある。

今日もある経済紙の方にお話させて
いただいたが、グローバル経済が極に
達したことと、ITによって情報の差異という
儲けのカラクリが使えなくなったこと
この2つによって、永遠の経済成長が
幻想であったことが明らかになった。

このことは今回のアメリカ大統領選挙にみる
アメリカという国家や
ピケティの『21世紀の資本』からも明らかだ。

資本主義は、格差を増長する仕組みである。
そして、グローバル化、市場原理主義によって
この偏りは極に達した。

社会の支配層、高所得層の家計と企業への
富の集中はもはや完全に行き過ぎである。
しかし、すでに極に達した仕組みは崩壊する
しか道はない。

これは悪いことではないはずだ。
そもそも、こんなにお金のかかる社会そのものが
異常である。

変化のときだ。
もっと小さなコストで社会はずっと幸せに生きる道の
実現に向かっていく。
そして、それは激しい経済格差を生まない。
競争にエネルギーをかける時代はもういいだろう。
共生の時代だ。

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