「坐禅の修行をしているとき、
私たちの心はとても落ち着いていて、シンプルなものです。
私たちの通常の心は、とても忙しく、
複雑なので、一つのことに集中することが難しいのです。
その理由は、行動する前に考えるからで、
その考えがなんらかの痕跡をとどめるからです。
私たちの行動は、あらかじめ抱いている考え(先入観)の
影で覆われているのです。
こうした思考は、私たちの行動に、痕跡や陰を落とすだけでなく、
ほかの活動やものごとにも、多くの考えを与えてしまいます。
このような痕跡が、私たちの心のを非常に複雑なものにしています。
私たちがシンプルで透明な心を持って何かするとき、
私たちは観念や、影を持ちません。
そして行動は、強く、まっすぐなものになります。
しかし、ものごとや、他人、社会に関係した複雑な心でなにかを
行うとすると、私たちの行動も複雑なものになり、
まっすぐなものではなくなってきます。」
『禅マインドビギナーズ・マインド』
~鈴木俊隆~
わたしは瞑想(坐禅)を長くやっていて、
これは他の方に、お勧めしてみたいなあという気持ちになり、
どういうやり方をしようか、あれやこれやと悩んできた。
迷うということは覚悟が決まらないということでもある。
折に触れて、良く読むテキストではあるが、
今、たまたま開いたページに、上記の鈴木俊隆さんが綴られていて、
すっと腑に落ちた。
一歩踏み出せそうだ。
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