街場のアメリカ論3
2017年11月09日
歴史学的思考が過去から未来へ向かって、一直線に進む
”鉄の法則性に貫徹された”歴史の流れを想定するとしたら、
系譜学的思考はその逆に現在から過去に向かって遡行しながら、
そのつどの”分岐点をチェックして、
「どうして出来事は起きなかったのだろう?」
というふうに考えてきることです。
過去を振り返ると、来た道が一本しか見えない。
だから、未来も一本道で続いているはずだというのは大きな勘違いです。
今、未来を見るとそこに無数の選択の可能性が見えるということは、
過去における未来もそのように見えていたということです。
~内田樹~
おそらく、人類は普遍的、絶対的な価値を覚る(気づく)ことが重要だと
過去の聖人や哲人は見据えていたのだろう。
しかし、必ずしもそのように未来を選択してきたわけではないのだろう。
いま、現在は常に正しい。これがあるべき姿なのだと考えるのは短絡的なのだ。
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