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日本人は何から逃げるのか
2016年07月08日

イギリスが湾岸戦争への参戦の当時の判断が正しかったか、
否かの検証を終えたそうだ。
結果は「否」当時の判断は正しくなかったという結論に至ったという。

一方、日本では2012年12月に外務省から発表され、
「大量破壊兵器は存在しなかったと証明する情報がなかった」
当時の判断に間違いはなかったと結論づけた。
今回イギリスの発表を受けても
判断の妥当性は変わらないと政府はコメントした。

アメリカが当時大量破壊兵器を製造しているという触れ込みが、
ガセで、そんなものにはどこもなかったということが問題の核心で、
間違った情報によって他国に攻撃を加えたということを
アメリカも反省しないが、日本もその行動を正当化する。

今回の湾岸戦争に対しての検証でけではなく、
太平洋戦争敗戦の政府の判断も全く不十分な検証であったために、
今日でも様々な火種になっている。
今回の消費税延期に対しても、
なぜ延期に至るのかの判断の検証は全く行われることなく、
「新しい判断」だという。

なぜ、日本人は責任と向き合わないのだろうか・・・・・
誰のために向き合わないのだろうか・・・
判断の誤りのリスクはある。
そのこと自体は責められないと思う。
しかし、誤りを検証し次の判断に役立てることは、
次の歴史を作るうえでは重要なことではないだろうか。
自分たちの時代だけでは片付けられるはずがない。
イギリスの態度が大人だとすれば、
日本は幼児レベルだと言っていいだろう。

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