車を運転していたら、渋滞してきた。
進んでみれば工事渋滞だった。
驚いたのは、交通整理をする警備員の人々だ。
どう見ても、70~80強という年齢に見える。
昨夜、NHKのクローズアップ現代+では、
奨学金が返済できなくて、社会人になって間もなく
自己破産する本人や連帯保証人になって
返済を迫られる親の姿が映し出された。
近所のスーパーのレジで働く人々は、
70代の女性と、アルバイト学生だ。
都内のコンビニは、ほとんど外国人の人たちが
中心となっている。
保育所不足の問題は、最近よくメディアでも
国会でも問題になる。
保育受け入れのひとつの問題は保育士不足だ。
不足の理由は極端に低い労働賃金だ。
ちなみに、奨学金が返せなくて破産を選択した
若い女性は、4年生大学を卒業し保育士の資格を
取得し、非正規で採用されて働いているが
今の給与では到底返済は追いつかないということだ。
企業の利益は確かに増えているが、売上げは
ここ20年間増えていない。
売上が上がらないのに利益が増える理由の
一つが、賞与などの削減や採用減、非正規化に
よる人件費の抑制だ。
現在、非正規雇用の比率は40%だ。
そんな中、中国では生産年齢人口が2012年から
減少を始め、韓国も2017年から減少に転じると
いう。
経営者はあらゆる手段を用いて、利益を確保し
良い条件で人を雇い入れる方向を目指すしかない。
女性というキーワードだけではなく、
これからは外国人の労働者も仲間として
日本人の社員同様に扱える力を蓄えたい。
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